Grundfos ポンプを冷却塔に接続する方法
Grundfos GOでポンプをセットアップする方法を学び、ニーズに合わせたポンプと冷却塔の操作を正確にできるようにします。
前のモジュールで説明したように、グルンドフォスのポンプは、冷却塔を最適に運転するために重要な役割を果たします。
このモジュールでは Grundfos GO を使用したポンプの設定方法をご紹介します。
ポンプを設定する方法は3つあります:ポンプ本体のディスプレイ、PCツール、そしてGrundfos GOです。
それぞれに利点はありますが、グルンドフォスのポンプを設定する上では、Grundfos GO が最も利用しやすい方法です。
それでは、Grundfos GOの設定方法を説明します。まず、アナログ入力1により温度センサをMGEモータに接続します。次に、Grundfos GOアプリを開き、ポンプに接続します。
ポンプをお使いのスマートフォンに接続する場合、Grundfos GOドングルが必要になります。ドングルは Apple 携帯電話には直接接続でき、Android 携帯電話には Bluetooth 経由で接続できます。
次に、ポンプと冷却塔を設定します。もちろん、設定にはいくつかの方法があります。
ここからは、温度センサがファンを制御している状態で、一定の温度で運転するポンプを見ていきます。まず、センサを設定します。アナログ入力 1 を選択します。
ここから「機能」をクリックし、「フィードバックセンサ」を選択します。
次に、「測定」 を選択し、「温度1」を選択します次に、信号タイプ、温度トランスミッタ、その温度トランスミッタ上の最低温度、最高温度を選択します。
次に、制御方法を選択します。「制御モード」をクリックし、その後「温度一定」をクリックします。冷却塔のファンを起動または停止する場合は、リミット超過機能を使用できます。
リミット超過機能を選択したら、温度1を選択します。次に、特定の温度をリミット温度として設定します。このリミット温度になるとファンが起動します。
この後、ヒステリシス幅を選択すると、ファンが運転を停止するまでにどの程度温度を下げるかが決まります。よって僅かな温度差ではファンが起動/停止することはありません。
これによりファンモータの摩耗を防ぐことができます。次にリミット超過時の設定です。
先に設定した温度を超過した際にファンが起動するようにします。最後に、リミット超過信号リレーを選択します。
これらの手順を実行すると、ファンが設定され、冷却塔が稼働します。以上が、Grundfos GOにポンプと冷却塔を設定する方法です。簡単に設定が出来ることがお分かりいただけたかと思います。
この他にもアプリには多くの機能がありますので、お客様の要求に沿ったポンプと冷却塔の設定が可能です。