その他の据付けの基本
ポンプが最適なレベルで稼働できるように、据付けの基本を学びます。
ポンプを購入する際いつも考えることは、そのポンプの寿命ができるだけ長く、かつ効率性が良いことでしょう。
しかしながら、それは簡単なことではありません。このショートモジュールでは、ポンプの機能を最適に発揮させるための基本の据え付けについて説明します。それでは始めましょう。
ポンプの据え付けは、必ず固定された場所に行います。そうすることで、過酷な気象状況でもポンプの損傷を防ぐことができます。固定された基礎は振動を最小化、分離します。ポンプを外気にさらすと、その寿命は減少する可能性が高くなりす。
ポンプの上に保護カバーを置くだけでも、損傷を最小限に抑えることができます。また、冬に気温が下がった場合は、ポンプにヒーターを取り付けます。同様に、夏の間は、モータを冷却するためのファンなどの器具を取り付けます。
配管で作業を行う場合、エルボとベンドの過度な使用は避けるようにし、すべての取付器具がしっかりと固定されていることを確認します。また、バルブはポンプとその用途に合うよう正しくサイズ選定がされていることを確認します。
ポンプは始動する前に、水で満たす必要があります。一部の Grundfos のポンプは自動呼び水の仕様になっていますが、すべてのポンプがそうなっているわけではありません。そのため、必要に応じて呼び水を入れなければなりません。
ポンプに空運転防止装置がない場合、ポンプの空運転を防ぐため、フロートスイッチを追加できます。 その場合、水が一定のレベルを下回ると、フロートはポンプを停止し、空運転を防ぎます。
以上で据え付けに関するショートモジュールを終了します。トレーニングの受講お疲れ様でした。
コース概要
モジュール: 3
完了時間:
8 分
難易度:
初級