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グルンドフォス、堅調な2022年業績を発表
14-3-2023
2022年は、ロシアのウクライナ侵攻、COVID-19の継続的な影響、グローバルサプライチェーンにおけるボトルネック、エネルギー価格の上昇、高いインフレ圧力、大幅な為替変動など、歴史的な市場混乱の年であったにもかかわらず、グルンドフォスは2021年に記録した堅調な業績を継続しています。
「我々はこの困難な1年をうまく乗り切ることができました。従業員とお客様が最優先であることに変わりはなく、素晴らしいカスタマー・エクスペリエンスを提供し続けるための従業員の努力を誇りに思います。財務実績にも満足しています。」と、グルンドフォスグループ社長兼CEOのポール・デュー・イェンセンは述べます。
2022年は、グルンドフォスがロシアとベラルーシでの事業を閉鎖したことで、8億5,100万DKK(デンマーク・クローネ)の一時的なリストラ費用が発生しました。
米国、ドイツ、英国を含む主要市場において、グルンドフォスは力強い売上成長を達成し、ロシアとベラルーシでの損失分を調整した2022年の世界成長率は16.2%となりました。
2022年、グルンドフォスは新たな4つの事業部制へと移行しました。これは、グルンドフォスの戦略的目標を実現し、世界の水と気候の課題に対するソリューションを開拓し、人々の生活の質の向上に貢献するという目的を達成する上で重要な役割を果たすものです。
さらに、グルンドフォスは技術革新と持続可能性の課題を推進し、2022年11月には、2050年ネットゼロのコミットメントが科学に基づく目標設定イニシアチブ(SBTi)によって検証・承認され、マイルストーンに到達しました。
「当社は、世界の水と気候の課題に対するソリューションを開拓することを決意しており、2050年ネットゼロの承認は、お客様と地球の利益のために、最もエネルギー効率と水効率の高いソリューションを提供し続けるという当社の強いコミットメントです」と、ポール・デュー・イェンセンは付け加えます。
2022年通期決算ハイライト:
- 純売上高:333億 DKK(2021年:287億 DKK)
- 現地通貨ベースでは前年度(2021年度)比12.1%の売上成長。ロシアとベラルーシを除く売上高は16.2%増。
- 特別項目計上前 EBIT:39億 DKK(2021年:33億 DKK)
- 売上高営業利益率:11.8%(2021年:11.4%)