事例

ボッシュ・インド、冷却システムの65%の省エネ

プロジェクトの立ち上げから最終的な実行に至るまで、当社はグルンドフォスとその販売代理店であるSaptha Innovations 社、そして彼らの非常に優秀なチームから素晴らしいサポートを受けました。当社の経営陣は、このような努力と日々の大きな省エネ結果を高く評価しています。
ボッシュ・オートモーティブ・エレクトロニクス・インド 施設管理担当副マネージャー Steevan S Fernandes 氏

バンガロールのナガナタプラにあるボッシュ・オートモーティブ・エレクトロニクス・インドは、カーエレクトロニクス部門の電子制御ユニットを製造しています。また、よりエネルギー効率の高いエレクトロニクスの開発方法を常に模索しています。この工場で生産される主な製品は、スパークプラグ、スタータモータ、オルタネータ、発電機およびガソリンシステム機器で、国内外のOE 顧客に供給されています。

状況

工業用ビルの空調システムは、エネルギー全体の50%近くを消費するため、重要な検討事項となっています。そこでボッシュは、コストへの影響を最小限に抑え、環境への影響を低減し、システムの効率を持続するために、エネルギー効率の向上を目的とした対策を模索していました。

ソリューション

グルンドフォスは信頼できるパートナーとして参入し、冷水システムの省エネ診断を実施してエネルギー消費と効率性を評価しました。診断の結果、ポンプがオーバーサイズであることが判明し、運転コストとメンテナンスコストが上昇していることが明らかになりました。

さらに、従来のポンプ(IE2/IE3) とグルンドフォスのスマートポンプのエネルギー使用量を比較するシミュレーション調査が実施されました。ソリューションとして、グルンドフォスはIE5(MGE) モータを搭載したCRE ポンプを提案しました。これは、変化する需要に対応するため、ポンプの運転を常に調整するドライブを内蔵した多段ポンプです。

グルンドフォスは、冷却水循環システムのためのパイロットプロジェクトを成功させ、その結果、効率と信頼性を45%向上させました。

成果

グルンドフォスは、正規代理店のSaptha Innovation社を通じて、冷却システムにポンプを設置・統合しました。グルンドフォスのスマートポンプにより、ボッシュの施設はシステムの効率を高め、持続可能性の目標を達成することができました。

さらに、ボッシュ・オートモーティブ・エレクトロニクス・インド(ナガナタプラ・バンガロール)は、CII から低コスト・オートメーション部門のゴールド部門賞を受賞しました。

グルンドフォスの提供内容

ボッシュ・オートモーティブ・エレクトロニクスのために、グルンドフォスは販売代理店のSaptha Innovation 社と協力して冷水循環システムの省エネ診断を実施し、6 台のCRE 64-1-1 P-F-A-E-HQQE (IE5モデル) を二次ポンプ冷却として供給しました。

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